道統について
道統とは、脈々と続いてきた続いてきた天命の流れ、命脈のことです。これを正統道脈、すなわち「道統」と言います。その道統において道(天命)が皇帝君主にあった時代、聖人の中にあった時代、そしてその中でも道教、儒教、仏教に道が在った時代があります。
しかし、何々教と言う呼び名は後で出来たものであって、その時その時の聖人は決して自らの教え(考え)を説いていたのではなく、道、すなわち真理を説いておりました。例えばキリストが真理を説いたものをキリスト教と呼び、釈迦が道を説かれたものを仏教と呼びます。天道が宗教の根源であるゆえんがここにあるのです。
五千年前よりラウムさまは道統を世に降し、宇宙運行の天命である天盤に加えて衆生を教え導く道盤の天命を継承させました。道統は伏羲をその始まりとします。
伏羲は天地創造の定義を明らかにし、その成就の功徳によって七神仏に継いで天盤に就かれました。その後、道統の天命は、青陽時代には中国古代の帝王間に伝承され、神農・黄帝・少昊・顓頊・帝嚳・堯帝・舜帝・禹帝・湯王・文王・武王・周公と継承されていきました。
そして、紅陽期に入ると、老子が命を奉じて聖人の間を伝えられていきました。初め、老子・孔子・曾子/顔子・子思・孟子と道教、儒教の中に天命が継承されましたが、儒道が中絶し、天命は遠く西天インドにおいて釈迦が道統の命を受けられました。
釈迦が天盤の任に就かれた後は、迦葉(西天第一代祖)・阿難・商那和修・優婆毱多・提多迦・彌遮迦・婆須密・佛陀難提・伏駄蜜多・脇尊者・富那夜奢・馬鳴・迦毘摩羅・龍樹・迦那提婆・羅睺羅多・僧迦難提・迦耶舎多・鳩摩羅多・闍夜多・婆修盤頭・摩拏羅・鶴勒那・師子・婆舎斯多・不如密多・般若多羅・菩提達摩(西天第二十八代祖・東土初代)の様に伝承され、仏教二十八代祖間に天命は守られていきます。
西天第二十八代祖を継承された達摩大師は、苦難の旅の末に再び中国東土へ天命を移します。その後、神光(慧可)・僧璨・道信・弘忍・慧能・白祖/馬祖・羅祖・黄祖・呉祖・何祖・袁祖・徐祖/楊祖/(木祖・火祖・土祖・金祖・水祖)・姚祖・王祖・劉祖・路祖(東土第十七代祖・白陽初祖)・弓長祖(東土第十八代祖・白陽二祖)と東土十八代に渡って継承され、現在に至ります。
その間、白祖・馬祖の時代に、道は火宅(一般民衆)の中に道統は入りますが、羅祖から黄祖の間は天の時未だ至らざるとして、天命により道統は暫時回収され、継承は一時途絶え、その間は南北七真人の祖がそれに代わりました。
また、徐・楊祖・五行祖・姚祖の時代は道統の受難の時であり、多くの方が道に殉じました。その受難の時期を乗り越えて、姚祖から王祖に移る時代に普渡が開かれ、ここよりが収円の始まりとなります。
しかし普渡が開かれたとはいえ、まだまだ狭き門であり、劉祖から路祖(後に天盤統掌・弥勒古仏に奉じられる)に移る時に紅陽時代が終わり、白陽時代へと入りました。そして東土十八代弓長祖へと天命は継承されていったのです。
現在、天命は日本へと移り、天盤、道盤に加え天地に代わり天命の執行を行う人盤の命、その体制が整えられ、本格的普渡収円が大開され、次大元創世の時を迎えております。
東土第十九代祖は恩師弓長祖の大志大願を継承する志を持つ者全てあり、その心構えが道を行じる者一人一人に問われております。そしてそれは徐錦泉国父の許に結集された力として顕現されなければなりません。皆で東土十九代祖、そして白陽三祖としてすべての人霊を救い尽くす公的器であるという意識を持ち、道の大願を成就することが重要となります。