地獄のお話


すべての魂はいったん地獄へ

 得道をした人が亡くなったら、誰しも必ず親神ラウムさまがいらっしゃる永遠の極楽天国・理天界に帰ることができます。しかし得道してない人は、亡くなったら、必ずいったん地獄の入り口へ行って、そこでその生前の良い行い・悪い行いが全部計算されます。そして次に行く世界が決定されます。

天国へ行ける魂はごくわずか

 ここで、天国(気天界)へ昇れるのはほんのわずかな魂だけ。ほとんどの魂は罪や汚れを落とすために地獄へ行って、苦しい刑を受けることになります。地獄は閻魔大王(えんまだいおう)のもと、十に分かれた世界をそれぞれ十殿閻君(じゅうでんえんくん)さまが管理されています。でも、地獄は、ただ恐ろしいところではなく、汚れてしまった魂をきれいに磨いて、また新しい出発をするためのところなのです。

地獄の仕組み(地獄十殿)

【入り口】第一殿/秦広王
地獄に来る魂の罪業によって、刑期と罰が決定される。「三途の川」を渡り終えて初めて出会う関所のような場所で、俗に「閻魔帳」とも呼ばれる冊籍(霊籍) の台帳が置かれている霊魂の検問所であり、あらゆる霊魂が一度は必ず通過しなければならない。 この「閻魔帳」には、善人悪人、老若男女を問わず、過去世に行なったあらゆる 所業が全て記録されている。生前に犯した罪をいくら否認し、善行を述べ 立てて取調官をだまそうとしても全く無駄である。「業鏡台(ごうきょうだい)」は生前の醜態をすべて映し出し、補経所は罪科を克明に 書き記し、業罪を計量する秤(はかり)は刑の重さを無情に指し示す。 三途の川を渡った途端に奪衣婆(だつえば)がやって来てまとっていた衣を剥ぎ取り、それを懸衣翁(けんえおう)が受け取って衣領樹(いりょうじゅ)と呼ばれる大きな柳のような木の枝に懸ける。するとその枝は、罪の重さに応じてしなやかにたわむ。 比較的清く罪の軽い霊魂の場合は、枝のたまみ具合も小さいため、霊籍は気天界送りとなり入獄を免れる。重く濁った罪深い霊魂の場合は、枝が大きく垂れ下がり、 霊籍はそのままで罪状に応じた地獄殿送りとなる。 地獄では嘘偽りは全く通用しない。

【等活地獄】第二殿/楚江王
殺生をし、飽食や快楽を求めたものが落ちる地獄。八大地獄の第一。食べた動物の糞尿の池に落ち、肉を食いちぎられる。火に焼かれ、剣山を上り、釜で煎じられるが、何度でも体は元通りとなり、苦しみが繰り返される。

【黒縄地獄】第三殿/宋帝王
殺と盗の罪を犯した者が落ちる地獄。焼き鉄板の上で体を切り刻まれる。熱した鉄の縄で縛り上げられ、弓矢や剣で串刺しにされる。

【衆合地獄】第四殿/五官王
淫らな行い、邪しまな商売、金品着服の罪を犯した者が落ちる地獄。岩で押しつぶされ砕かれる。刀の林でずたずたに切り裂かれ、燃える柱を抱かされる。我が子が裂かれるのを見せられる。

【叫喚地獄】第五殿/閻羅王
酒や賭け事におぼれ、ゆがんだ心を洗う灼熱地獄。油鍋で揚げられ、口の中に真っ赤に煮えたぎる銅汁を入れられる。404の苦しい病にむしばまれ、虫に食い破られる。

【大叫喚地獄】第六殿/卞城王
ウソや中傷、欲が過ぎた者、五戒を破った者が落ちる地獄。悪口雑言を述べた口や舌を裂かれ、引き抜かれる。また、目をくりぬかれるが何度も生え、くりかえし抜かれる。

【焦熱地獄】第七殿/泰山王
間違った教え、職権乱用、買収、策略の罪を犯した者が落ちる。串刺しにされ、炎であぶられる炎熱地獄。釜で炒められて肉団子になる。

【大焦熱地獄】第八殿/都市王
第七殿までで足りない刑を補足。十六の小地獄がある。燃えさかる炎の刀で皮をそがれ、錫杖(しゃくじょう)で打ちつぶされ、高いがけから火むろに落とされる。第七殿より更に苦しい炎熱地獄。

【阿鼻地獄】第九殿/平等王
邪道や親を傷つける等の罪。億万の苦を集めた最も悲惨な地獄で、無間(むげん)地獄とも言う。他の地獄を全て集めても無間地獄に比べれば極楽のようなものと言われている。

【輪廻転生へ】第十殿/転輪王
今までの記憶を消す迷魂湯(めいこんとう)を飲まされ、前世の記憶を完全に抹消されてから新しい人生に旅立たされることになる。次に獣や魚、虫に生まれ変わる事が多い。第一殿を地獄の入り口とすれば、第十殿はその出口に相当する。第十殿はいわば刑期を無事に勤め上げた囚人が娑婆に出る時に通る関門のような所だが、地上の刑務所とは異なり、いろいろな関所で様々な処置を施される。

地獄で苦しみご先祖さまを供養しよう

 地獄のお話は決して他人ごとではありません。地獄は、天道の一指貫天の法(得道/三宝)を受けない限り、亡くなったら誰でも必ず行く世界であり、ほとんどのご先祖さまがこの地獄界で苦しんでいます。
 地獄にいるご先祖さまを供養すれば、私達にふりかかっていた悪い運気や病気、霊の影響がすっきり浄化されます。それから、もちろん自分自身の罪や汚れも。

 「あの時、靴を隠してごめんなさい。」「私の言った一言であんなことに」、その他、人に言えないさまざまなことや、自分の心の中に潜む暗黒の心、イヤな癖、人に知られたくない過去が、きれいに洗われます。

 罪業消滅、先祖供養、性格改善、悪癖改善、生活改善、運気上昇、鬼門の浄化・・・。などなど。なんでも天道の道具にお書きください。

 魂をすっきりゴシゴシ洗ったら、とっても気持ちよくなります!
 ご先祖さまも地獄の刑期が軽くなったり免除されて、地獄界から抜けて、大喜びです!
 この世で行うほんの少しの浄化は、地獄界の何万年分もの浄化に匹敵するのです。

⇒【御聖訓】月慧菩薩「三界の様子」