天道とは?
「天道」とは分かりやすく言うと「天から降された道」であり、「天へと帰る道」です。
天とは全ての霊(たましい)の故郷、永遠の極楽天国のことです。
この天国の名前を「理天界」と言います。

私たちの肉体に宿る霊(たましい)は、もともとこの理天界にいました。すべての霊(たましい) はひとしく美しく、光り輝いていました。そして、全ての霊(たましい) をお生みになられた親神さまと一緒に楽しく暮らしていました。
ある時、親神さまは思いました。「かわいいこの子たちを、この何不自由ない天国でいつまでも私のそばにおいていては、いつまでたっても成長しない」と。
まず親神さまは、無から宇宙を創造されました。天地を造られた後、我が子である霊(たましい)たちに身体を与えて、修行のために地上に降ろすことにしました。
しかし、子どもたちは極楽世界の親神さまのそばから離れようとしなかったので、親神さまは子どもたちを酔わせて地上に降し、天に帰る道を閉ざしてしまわれたのです。
その時、地上で泣き叫ぶ子どもたちに、親神さまは「時期が来たら、必ず迎えに行くから、その時まで、しっかりと良い子に成長するのですよ。」とおっしゃって、子どもたちと約束を交わされたのです。
親神さまは子どもたちが正しく修行できるように、はじめは七仏に世を治めるよう託されました。文明はありませんでしたが、子どもたちはご神仏から善い生き方を教えていただきながら、霊性を汚すことなく、この世界で仲良く暮らしました。
やがて時が経ち、親神さまは、地上の子ども達が互いに助け合って、より成長しやすいよう、
そのとき人の世で最も優秀な霊(たましい)に、治世をおまかせになりました。親神さまに通じ、そのご意志を皆に伝え、皆をひきいて世を平和に正しく治める、そんなたった一人の徳の高い帝王にだけ「天に帰る道」を許されました。
親神さまからおあずかりする、その御命(ぎょめい)のことを「天命」といいます。
天命は、善政をおこなう帝王から帝王へ、一人から一人に受け継がれました。そしてこの帝王たちによって、世の中の基盤である文化社会の礎(いしずえ)が構築されました。
そして時代は移り、だんだん人々の霊(たましい)は汚れていき、世の中が乱れるようになりました。そこで霊(たましい)を磨こうと厳しい修行をきわめた聖人に道は受け継がれました。聖人から聖人、一人から一人に道は受け継がれました。
聖人の方々は同じ天命をいただきながら、その国、その時代、その文化にあわせたそれぞれの方法で、心身の修め方や、人としての正しい生き方、大愛の大切さを説かれたのです。
しかし、その教えのとおりにはなかなか行かず、子どもたちは修行の途中で失敗したり、欲に眼がくらんで、輪廻の世界をぐるぐると巡りながら、霊性は回復できないくらいどんどんよごれていきました。ある子は良い子に成長しましたが、中には悪い子もたくさんいて、やがてそんな子が増えてしまい、とうとう他の子をおびやかしたり、修行のためのこの世界も壊れてしまいそうになってきました。
修行の場であるこの世界の汚れを大そうじの時期がきています。
秋の前触れには台風がやってきます。今、輪廻の世界全体に浄化の台風が吹き荒れようとしています。しかし、親神さまは修行につとめている子どもたちがすべて一緒に吹き払われるのは忍びないと思われ、約束どおり、もとの極楽世界に連れ戻そうと決められたのです。
天に帰る道は、立派な帝王や聖人でなくても得ることができる時代になりました。この話を信じ、道を求める人全てに、天国行きの切符を授け、真の極楽世界、理天界に帰る鍵を開けることを決められました。
天道は、親神さま直々のご指示のもとに、真の救いの法をお伝えしています。今、親神さまが迎えに来て下さる時期に至り、この道を信じ求めるだけで救われるのです。私たちのような庶民が、こうして救われるようになったのも天の時が満ちたからなのです。