たましいの親神さま


 天地創造の主、私たち全ての霊(たましい)をお産みになられた親神さま、その名をラウムさまと言います。このお名前は飛鸞宣化(ひらんせんか)と言う、天道にのみ唯一許されている天と人との連絡法を通じ、ラウムさま御自身が明かされました。

 今や現代科学においても「全てのものが無から生まれる」という宇宙の法則は、認めざるを得ないことですが、このラウムという字の成り立ちは、まさにそれを表しています。

 無、たとえて言うなら、波ひとつ立たない水面に、ラウムさまが石をひとつ投げ入れ、そのひとつのきっかけにより波紋が起こり、重い気と軽い気に分かれ、それぞれが陰陽となったという、万物創造の理を表しています。

 このことは音でも表され、「ラ」は陽の開く音、「ム」は陰の閉じる音で、陽で開き陰で閉じることが示されます。ラウムの文字は、「中」という漢字にある二つの四角い部分に点を書いて表わされます。神という漢字の旧字は「ラウムを示す」と書くことにも表されるように、静かに脈々とその存在は伝えられてきました。

 世の中には多くの宗教があります。それぞれには信仰する神様がおられますが、たとえば、仏教では大日如来、イスラムではアッラー、儒教では上帝、道教では元始天尊、神道では天之御中主神(アメノミナカヌシノオオカミ)、キリスト教では天父、天主、エホバ、などといわれています。

 しかし、このそれぞれの神様は、名前はちがいますが、実はどれも親神ラウムさまのことを指しています。私たちがお母さんのことを、ママ、おふくろ、母上、などと、さまざまな呼び方で呼ぶのと同じことです。

 親神さまはたましいのお母様ですから「先天の母」であり、私達を産んでくれた肉体の母は「後天の母」です。ラウムの文字を横に90度回転させると、「母」と言う漢字になります。